故・福田稔医師と新潟大学大学院の故・安保徹教授との共同研究によって、自律神経と免疫の関係を明らかにしたのが「福田-安保理論」と呼ばれるものです。 その『気血免疫療法』を発展させ、それぞれの体質に合わせて免疫力を引き出す治療が『VEBIA』になります。 薬は使わず、全身に溜まった老廃物を排出し、自律神経にアプローチをかけ頭のてっぺんから足の先まで血流を貫すことで本来あるべき人間の体の流れに戻します。 そのことにより自己免疫力を高め、病気に打ち勝つ体を作っていく治療法です。 |
自分の身体に眠る免疫力を目覚めさせろ |
もう20年以上も前、 外科医だった福田稔先生は、
薬をやめろ!!
ということを、外科医として、人を手術するからこそ、それでは本当に治ってはいないことを知り、言い始めた。 そして、本当の意味で人を触り体自身を変える医療に自身の方向を変えた。
人間の体に免疫が眠っている、それが本当の薬なのだと。 |
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爪もみ療法
より抜粋
2002年の資料
日本自律神経病研究会は、日本自律神経免疫治療研究会として平成13年4月に発足しました。本研究会は、生体反応を自律神経と免疫の関連からとらえる「福田-安保理論」を中心に、新しい医学や医療を確立することをめざし、設立しました。 |
自律神経のバランスの乱れが病気の原因
「福田 -
安保理論」とは、自律神経のバランスがくずれることによって免疫が低下して発病し、自律神経のバランスを整えることで免疫を高めて病気を治すことができるという理論です。この理論によって、病気の起こるしくみと治るしくみが解明されました。自律神経とは、我々の意志とは無関係に体の働きを調節している神経です。夜眠っているときにも心臓が止まったり、呼吸が途絶えたりしないのも、自律神経が働いているためです。
自律神経には、交感神経と副交感神経とがあります。日中は交感神経が優位になって血管を収縮させ、脈拍が上がり、呼吸数も増え、仕事や勉強に精を出すことができます。反対に、睡眠時や食事中などは副交感神経が優位になって血管を拡張させ、脈拍をおさえ、呼吸数を減らし、消化を促進します。このように、交感神経と副交感神経がバランスよく働くことで、我々は日々の生活を送っています。
この自律神経のバランスがくずれて一方に偏った状態が続くと、自律神経失調状態になります。自律神経失調状態が進むと、不眠やイライラ、頭痛、さらにはガンやリウマチ、アトピー性皮膚炎といったさまざまな病気が引き起こされてきます。
免疫の主役は白血球
免疫とは体を病気から守るしくみで、主に血液中の白血球がその役割を担っています。血液中の主な成分は、赤血球、白血球、血小板などがあります。赤血球は酸素や栄養を体の細胞に運ぶ役目をします。血小板は血液を固まりやすくする成分で、血管を修復したり、けがをしたときのかさぶたとなったりします。
白血球は免疫の主役で、大きく分けて顆粒球、リンパ球、マクロファージがあります。顆粒球は細菌などのサイズが大きな異物を食べて処理し、リンパ球はウイルスやガン細胞といったサイズの小さな異物にくっついて処理するという具合に、異物の大きさによって役割が分かれます。マクロファージは処理した異物と顆粒球やリンパ球の死骸を処理する働きがあります。
ここで大切なのが、顆粒球とリンパ球の割合です。通常は、顆粒球が54~60%、リンパ球が35~41%、マクロファージが約5%となっています。日中と夜間、また季節によって割合の変動はありますが、だいたいこの中におさまっていればよいでしょう。 |